株式会社BANDAI SPIRITS
2023 年 4 月 5 日

BANDAI SPIRITSのプラモデル生産工場 「バンダイホビーセンター」太陽光発電による電力自給で年間約130トンのCO2を削減 屋上約1,202㎡に400枚のソーラーパネルを設置し23年4月より稼働開始

株式会社BANDAI SPIRITS(代表取締役社長:榊󠄀原博、本社:東京都港区)は、プラモデル生産工場「バンダイホビーセンター」(静岡県静岡市葵区長沼)の屋上約1,202㎡に400枚のソーラーパネルを配した太陽光発電設備を導入し、2023年4月より太陽光発電による電力自給を開始しました。

この取り組みは、株式会社エンバイオ・ホールディングス(代表取締役社長:西村実、東京都千代田区)と株式会社afterFIT(代表取締役社長:谷本貫造、本社:東京都港区)が出資するMaF合同会社とのPPA事業(Power Purchase Agreement:電力購入契約)として、「バンダイホビーセンター」の屋上に出力容量約220kW のソーラーパネルを設置し、太陽光で発電した電力を購入するものです。年間の電力自給量は約26万kWh(※)で、電力由来のCO2を年間約130トン削減する計画です。

バンダイナムコグループでは「サステナビリティ方針」を制定するとともに、脱炭素化に向けた取り組みとして、2050年までに自社拠点におけるエネルギー由来のCO2排出量を、実質ゼロとする中長期目標を掲げています。「バンダイホビーセンター」では、2022年7月より再生可能エネルギー由来の電力を購入することで、CO2排出量が実質ゼロの電力を使用するなど、これまでも環境負荷低減に努めてきました。今回の電力自給の施策は、より積極的な環境配慮の取り組みとして導入し、これまでの電力施策と並行して活用していきます。

(※)JIS 8907に基づく太陽電池の発電量計算方法により算出。

「バンダイホビーセンター」屋上に設置したソーラーパネル

「バンダイホビーセンター」屋上に設置したソーラーパネル

「バンダイホビーセンター」について

「バンダイホビーセンター」は、株式会社BANDAI SPIRITSのプラモデルの生産拠点として静岡県静岡市葵区長沼に2006年に竣工しました。竣工時から本館壁面にソーラーパネルを設置し、太陽光で発電した電力を使用したり、雨水・地下水の再利用システムを設置し、施設内で水を再利用するなど、これまでも環境負荷低減に努めてきました。
 そのほかの環境負荷低減の取り組みとして、プラモデル設計の工夫によりランナー(プラモデルの枠の部分)を削減したり、「4色射出成形機(多色成形機)」を活用し外枠ランナーの一部を削減することで、使用材料の省資源化を行うなどしています。

また、ファンの皆さまから回収したランナーをリサイクルし、循環型社会の形成に貢献していくことを目指す「ガンプラリサイクルプロジェクト」や、プラスチック代替素材の活用も推進しています。
「バンダイホビーセンター」は、プラモデル技術の進化を追求するとともに、環境に配慮した取り組みを継続していきます。

「バンダイホビーセンター」外観

「バンダイホビーセンター」外観

【公式サイト】

BANDAI SPIRITSのサステナビリティ:https://www.bandaispirits.co.jp/about/sustainability/

「バンダイホビーセンター」公式サイト:https://www.bandaispirits.co.jp/hobbycenter/

株式会社BANDAI SPIRITS公式サイト:https://www.bandaispirits.co.jp/

※プレスリリースの情報は2023年4月5日(水)現在のものであり、予告なく変更する場合があります。

【PDFファイル】 (942KB; PDFファイル)