ガンプラのできるまで~バンダイホビーセンターの「ものづくり」へのこだわり~

02.ガンプラの開発

普通のガンプラなら一人が担当になって、いよいよガンプラの開発が始まるのだ。

企画を練り上げるPlanning

「開発」が全体を指揮して「設計」「金型」の担当者と協力しながら開発が進められる。

開発・設計・金型

開発が決めることDevelopment

まずどんなガンプラを出すか?そのラインナップを決める。

  • 設計
  • たとえば仕様でこんな事を決める
    • どう可動
      させるか?
    • どんな武器を
      付属させるか?
仕様を決める例)MG「アッガイ」
  • 設計
  • 劇中で見せた「“体育座り”ができる可動性」や「腕が伸びる」姿が見たい。


    「“体育座り”を再現する」ためにも「伸びた状態の腕」が必要になる。


    MGで出すなら「通常の腕」と「伸びた腕」の差し替えではなく可動で再現しよう。

ギミックを試作例)MG「アッガイ」
  • 設計
  • 「腕が伸びる」ギミックをどう再現するかを考えよう。


    ほかのガンプラを改造したり、一から手作り(フルスクラッチ)をしてギミックの試作を作ってみる。


    「これはできないけど、こう変えればできる」といった設計担当者の意見を聞いて改良していく。