企画開発セクションでは、新商品の検討、設計セクションでは、商品化の決まったプラモデルの設計を行っています。
設計では3D-CADシステムを使ってプラモデルの可動範囲や変形ギミックなどを検討し、商品の立体化を行います。「新試作造形システム『エデン』」は設計データから、プリンタ感覚ですぐに試作品を作ることができるため、試作品の検討がよりオリジナルに近い形でスピーディに行えるようになりました。こうして設計されたモデルのデータは、金型セクションのCAMシステムに送られ、そこで実際の製品を作るのに使われる「金型」の設計が行われます。
成形工場では、こうしてできた金型を成形機に設置し、ランナーの成形を行います。金型の地下収納、原料タンクの改良、製品取り出しロボットの改良、そして金型交換システムの導入などで、多色成形スピードの20%UPを実現しました。また、新たに導入された自動搬送機システムで成形品の移動や原料の運搬などを無人化し、物流の効率化を目指しております。