BANDAI SPIRITS の SDGs

「夢・遊び・感動」を未来につなげるために

BANDAI SPIRITSでは、人びとに「夢・遊び・感動」を提供する企業の責任として、CSR活動に取り組むことでSDGs(エスディージーズ)の達成にも貢献しています。 SDGs(Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標)とは、 国連が採択した国際目標で、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に掲げられた、2030年までに世界が達成すべき17の目標のことです。 このページでは、BANDAI SPIRITSの主な取り組みを、世界基準となるSDGsに照らし合わせてお伝えします。

BANDAI SPIRITSの主要な取り組み

17項目のうち、とくにBANDAI SPIRITSが取り組んでいる8つの目標をご紹介します。

  • 質の高い教育をみんなに
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • つくる責任 つかう責任
  • 海の豊かさを守ろう
  • 陸の豊かさも守ろう

BANDAI SPIRITSのプラモデル生産拠点 バンダイホビーセンターでの取り組み BANDAI SPIRITSのプラモデル生産拠点 バンダイホビーセンターでの取り組み

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう

持続可能な次世代プラスチックの開発 持続可能な次世代プラスチックの開発

強度や耐久性に優れたプラスチックの新素材 KPS(強化[Kyouka]ポリスチレン[PS])を開発しました。 KPSはプラモデル商品等に使用しており、強度と柔軟性を両立するとともに、塗装やリサイクルにも対応しています。 KPSが開発される前は、端材のABS樹脂は産業廃棄物として分別して処理していましたが、KPSは工場内の他のPS材と一緒にリサイクル可能となりました。 KPS投入量は年々増加し、2030年度の投入量は約2,160tになる予定です。 リサイクルされたプラスチック製のプラモデルは「エコプラ」として、 バンダイホビーセンターTHE GUNDAM BASEで販売しています。

BANDAI SPIRITSでは、今後も継続して次世代プラスチックの開発に取り組んでいきます。

リサイクル可能な新素材「KPS」を使用したガンダムのプラモデル「エコプラ」
リサイクル可能な新素材「KPS」を使用したガンダムのプラモデル
「エコプラ」
  • KPSペレット素材 KPSペレット素材
    KPSペレット素材
  • KPSを使用したランナー KPSを使用したランナー
    KPSを使用したランナー
  • KPS投入量は年々増加し、2030に2,160tになる予定 zoom
    KPS投入量は年々増加し、2030年度に約2,160tになる予定
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう

使用電力と使用材料を削減する多色成形機 使用電力と使用材料を削減する多色成形機

多色成形は最大で4つの色、4つの異なる素材を同時に成形できるBANDAI SPIRITSオリジナルの技術です。 多色成形機によりプラモデルは飛躍的に進化し、「誰でも組み立てやすく」 「誰でもかっこよくつくれる」ようになると同時に、 大きく2つの環境負荷低減に貢献することができました。

1.使用電力の低減

最新型の電動多色成形機1台あたりの年間使用電力量は、初代モデルと比較して、60%削減。

2.使用材料の省資源化

多色成形機を使用しなかった場合と比較して2019年度は約24tの材料を削減。

多色成形機
多色成形機
  • 多色成形による外周ランナー削減イメージ 多色成形による外周ランナー削減イメージ
  • 多色成形機で生産したプラモデルのランナー
    多色成形機で生産したプラモデルのランナー
  • つくる責任 つかう責任

設計の工夫を追求し、不要になるランナー材料を削減 設計の工夫を追求し、不要になるランナー材料を削減

品質保持の機能はそのままで、プラモデルを組み立てたあとに残るランナー(枠)パーツに使用するプラスチック素材を極限まで削減するための数々の取り組みを行っています。 ランナー径をぎりぎりまで細く設計したり、外枠ランナーを削除するなど、設計の工夫を追求しています。

2019年度には、ランナーのナンバープレートを小さくすることで原料を削減し、その代わりに文字の刻印金型を深く掘ることで視認性を向上させる改良を行いました。 ナンバープレートの改良により、年間約70tのプラスチックを削減しています。

バンダイホビーセンターでは、プラスチック樹脂の流動解析を徹底して行っています。その解析結果をもとに高い技術を持った職人が金型を製作することで、ランナー設計の改良が可能となりました。

ランナー
(左)1980年発売商品のランナー (右)2020年発売商品のランナー
  • 働きがいも経済成長も

マイスター制度 マイスター制度

バンダイホビーセンターでは、プラモデルの生産技術を任う職人の「匠」の技を永続的に継承していくために、マイスター制度を導入しています。 誰もが認める卓越した技術保持者であるとともに、さらに本人の専門知識・技術向上への意欲、後継者の育成・指導に取り組む意欲のある社員をマイスターと認定し、職場全体の向上心を高めるとともに、よりお客様に喜んでいただける商品作りに努めています。

  • プラモデル職人の「匠」
    株式会社BANDAI SPIRITS ホビー事業部 開発設計チーム
    プロダクトマイスター 大須賀 敏亨
  • 質の高い教育をみんなに

地域に密着した啓発活動 地域に密着した啓発活動

バンダイホビーセンターでは、地域の小中学校、高等学校を中心に、工場見学の受け入れを実施しています。 プラモデルの生産工程を紹介するとともに、グリーンファクトリーを目指した環境への取り組みについても紹介しています。

また、「ホビーのまち静岡」のものづくり教育推進事業として、静岡県内の小学校で、出前授業を行っています。 BANDAI SPIRITS社員が、プラモデルができるまでの企画開発・生産工程を説明したり、実際に子どもたちとプラモデルを組み立てる実演をするなど、BANDAI SPIRITSのものづくりを通じて、地域の産業への関心を高める取り組みをしています。

※ バンダイホビーセンター敷地内工事による安全確保のため、現在は工場見学の受付を中止しております。
最新情報はバンダイホビーセンター公式サイトでお知らせします。

  • バンダイホビーセンター1
  • バンダイホビーセンター2
    バンダイホビーセンター内 展示スペース
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 海の豊かさを守ろう

環境資源への配慮 環境資源への配慮

1.工場電力の約5%にソーラーエネルギーを使用

バンダイホビーセンターの外壁に設置された大型ソーラーパネルでは、年間56,000kWhを超える太陽光発電が可能です。これにより、工場内の約5%にあたる電力をまかなっています。 また、バンダイホビーセンターの照明は、すべて消費電力の少ないLED照明を使用しています。

  • バンダイホビーセンター3
    大型ソーラーパネルを設置
2.雨水を貯水ろ過しトイレ用に年間2,000t使用

2tの貯水容量がある工場の地下にある雨水貯水施設では、蓄えた雨水や井戸水を浄化装置でろ過し、洗浄水として工場内のトイレで再利用しています。 これにより、年間約2,000tの水を再利用しています。

  • バンダイホビーセンター4
  • バンダイホビーセンター5
    雨水や井戸水の再利用システム

BANDAI SPIRITSが実施しているそのほかの取り組み

  • 働きがいも経済成長も
  • 人や国の不平等をなくそう

労働環境の整備 労働環境の整備

【従業員の働きやすさ】

ワークライフバランス実現のための職場環境づくりに向け、さまざまな制度を導入しています。 安心して子どもを育てるための制度としては、育児休業やフレックスタイム制度、時短勤務などを利用した勤務形態の柔軟化、出産・子育て支援のための出産祝金支給制度の導入などを運用しています。 また、子育て以外にも、家族の看護や介護などの家庭事情に応じて、休暇取得や時短勤務・フレックス勤務が可能となるライフサポート制度も導入しています。

【工場監査】

BANDAI SPIRITS製品をお客様にお届けする状態に完成させる工場については、新たに取引を開始する工場のみならず継続的に生産している工場に対しても、年1回以上の監査を実施しています。 この監査では、製造態勢の確認(異物の混入対策等)と同時に、その国の法令や国際労働機関の定める労働者の権利が守られていること(平等な採用条件、強制労働・児童労働の禁止等)や、安全が確保されていること(消防設備の設置、避難経路の確保等)のチェックも行います。 この取り組みを通じて、国内外を問わず、公正かつ安全で衛生的な労働環境のもとでBANDAI SPIRITS製品が生産されるよう維持しています。

  • 工場監査の様子(消防設備の確認場面)
    工場監査の様子(消防設備の確認場面)
  • つくる責任 つかう責任
  • 陸の豊かさも守ろう

パッケージ最適化の努力 パッケージ最適化の努力

【フィギュアの紙パッケージの削減】

一部のフィギュア等では、取り扱いの説明を直接パッケージに印刷することで、これまで必要だった取扱説明書分の紙の削減に取り組んでいます。 また、パッケージ内部のフィギュアの背景用の台紙のデザインを、パッケージに直接印刷することで、使用する紙を減らす工夫を導入し始めました。 取扱説明書や台紙を別で印刷した場合に比べ、年間で2.4tの紙の削減につながっています。(2020年度見込み)

  • 取り扱いの説明を直接印刷したパッケージ
    取り扱いの説明を直接印刷したパッケージ
  • 背景用の台紙を無くし、箱に背景デザインを直接印刷した商品(右)
    背景用の台紙を無くし、箱に背景デザインを直接印刷した商品(右)
【フィギュアのプラスチックパッケージの削減】

「一番くじ」等のフィギュアでは、透明プラスチックブリスター(PET)の緩衝材使用を見直し、ダンボールで固定したパッケージに変更する取り組みを増やしています。

  • コンビニ等で展開している「一番くじ」のフィギュアパッケージの仕様を変更
    コンビニ等で展開している「一番くじ」のフィギュアパッケージの
    仕様を変更
【使い捨てプラスチック容器の削減】

BANDAI SPIRITSが展開しているガンダムオフィシャルカフェ『GUNDAM Café』では、クリアボトル付きドリンクを販売しています。 使い捨てプラスチック容器で提供した場合に比べ、年間で約1.1tの廃棄プラスチックの削減につながっています。

  • カフェ事業ではドリンク容器をクリアボトルでも提供
    カフェ事業ではドリンク容器をクリアボトルでも提供

BANDAI SPIRITSでは、「夢・遊び・感動」を未来につなけるために、これからもCSR活動を継続し、SDGsの達成に貢献できるよう取り組んでいきます。

2020924日 更新